背景
紙の注文用紙に手書きをしてケーキの予約
京都府にあるS社は創業約30年となるお客様の心をなごませる「素材にこだわった優しい味のお菓子」を届けるお店です。クリスマスシーズン前になると、お店で紙の注文用紙に手書きをしてケーキの予約を行っていました。 この用紙をお店が閉まってから、エクセルに入力して日付別・商品別の一覧などを作成していました。昨今のコロナ禍の状況もあり、予約情報をデータ化して受け渡しの時に短時間でスムーズに対応することが出来ないかの相談を受けました。
導入効果
現状あるパソコンとレシートプリンタをうまく活用する方法
スマホなどからの注文方法については、費用対効果が厳しいところもあり「現状あるパソコンとレシートプリンタ」をうまく活用する方法で提案を行いました。手書きの注文用紙から、その場で情報を登録して「予約レシート」を発行します。レシートには「QRコード」も付けて、受け渡しの時にはリーダーで読み取って、瞬時に予約されたケーキと台数を表示します。
料金は基本前金制にしているので、お客様の滞在時間や対面時間を大幅に減らすことに成功しました。また、リアルに受取データが更新されることで、まだ引き取りに来られていないお客様の情報もすぐに確認することが出来ます。今までは、受け渡しの間違いもあったと聞きますが、導入後は1件も無かったとお聞きしました。